2008年3月20日木曜日

「マッシュアップ」超入門

最近はやや落ち着いてきましたが、「Web 2.0」の登場とブームはネットサービスに大きな
影響を与えました。Web 2.0とは、特定の意味を表す単語ではなく、さまざまなサービスや現象を
まとめて表したものです。Web 2.0の用語として、ロングテール集合知フォークソノミー
SNS(ソーシャルネットワークサービス)…… などなどが登場しました。

そのWeb 2.0のキーワードの1つとして
マッシュアップがあります。
今回はこのマッシュアップについての入門編です。

「マッシュアップ」(Mash Up)という単語は「混ぜ合わせる」という意味で、もともとは音楽用語です。
いろいろな曲を混ぜあわせて(マッシュアップして)、違う曲にしてしまう手法のことです。
転じて、Web上で使われる「マッシュアップ」は
「2つ以上のWebサービスWeb APIを利用して混ぜ合わせて新しいサービスを生み出す」
ことを指します。

↓イメージ図


マッシュアップの例

「Weather Bonk」のページ


Googleマップ(Google Maps)のうえに天気予報のデータが掲載されています。
どの場所がどんな天気なのか直感的に分かるサービスですね。
このサイトは地図のデータを Googleマップから、天気の情報を提供している
サイトの2つの機能を使ってサービスを提供しています。

「Weather Bonk」におけるマッシュアップの概念図


もし、地図データや天気情報を何もないところから自分で作成しようとすると、
膨大な時間とお金が必要です。しかし、複数のWebサービスをマッシュアップすることによって、
手軽とお金を掛けずにサービスを提供できるのです。


マッシュアップを支える2つの技術

Googleのサービスを利用したマッシュアップの例を取り上げました。
が、ここではどのようにしてGoogleのサービスを利用しているのでしょうか?
キーワードとなるのが「Web API」です。

例えば、「Googleの検索 API」を利用すれば、簡単にGoogleの検索機能だけを利用できますし、
AmazonのAPIを利用すれば、Amazonで取り扱っている商品のデー タベースを簡単に使う
ことができます。いろいろな企業がWeb APIをリリースしており、その数は増える一方です。

XMLもマッシュアップを支えるための重要な要素の1つです。Web APIは検索・編集・加工といった
「機能」面の働きをしていますが、Web APIで提供されるデータフォーマットとして主にXMLが
利用されています。

XMLで提供されているデータは加工や編集がとても手軽にできるのが特徴です。
なので、「A」というWeb APIから得たXMLデータを「B」というWeb APIで利用する…… といった
使い方ができるのです。もし、それぞれが勝手なフォーマットでデータを提供していたら、
Web API間でデータをやり取りするのとても大変なものになってしまいます。


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SE編集部
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