2008年6月11日水曜日

ウェブ人材として育つための基本の3姿勢

ユーザーエクスペリエンスで有名な元ミツエーリンクス(現在株式会社イード)の棚橋さん
のブログの中で参考になることが書いていたのでメモがてらブログに掲載!!

蛇行せよ
真っ直ぐ一直線に進むのじゃなく、あちこち余所見をしながら蛇行すること。これ、大事なんですよね。
真っ直ぐ進めば一点からゴールは見えませんが、蛇行すればいろんな角度からまわりの景色と
ともに移ろうゴールの様々な形を眺めることができる

効率的にとか、ラクにとか、思ってるようじゃ、ハッキリ言ってダメ。
時間なんてかかるものです。様 々なものの見方ができるようになるためにも、
いろんな角度からものを見る経験の量を増やすことが必要。蛇行が身につけば自然と
バランス感覚も養われます。 まわりが(世の中が)何かに偏った意見になった場合でも、
自然とその偏りのおかしさに気づいて、傾いたシーソーの反対側に移動してバランスをとるような
行 動ができるようになります。

ウェブがウェブを言わない
いまでこそウェブ業界の人ではなくなったわけですが(でも、ウェブデザインにはいまも関わってます)、
ウェブ制作の会社にいたときも僕の口癖は「ウェブから離れて考えろ」でした。
ウェ ブサイトを設計するのに、ウェブのことばかりを考えても仕方ありません。
ほとんどの場合、コンテンツがウェブのことを扱ってるわけでもないでしょうし、
ウェブサイトのビジネス目的もとうぜんウェブそのもののとは別のビジネス上の効果を上げることに
あるでしょう。もちろん、そのサイトを使うユーザー自体の 目的がウェブサイトを使うこと自体が
目的じゃなくて、何か自分の生活や仕事で必要な情報を探したり、誰かとやり取りしたり、
何かを買ったりすることでしょ う。どこにもウェブなんて存在しない。
まずはそっちに目を向けないで「ウェブがウェブが」言っても仕方がないでしょう。
むしろ、ウェブサイトを設 計する際に口にする必要があるのは、ユーザーやビジネスやコンテンツの
内容に関する言葉であるほうが多いと思います。その会話についていけないのに、
なん でウェブサイトが作れるの? タイトルに「Web」って書いてある本買うの禁止!って思います。
あっ、それじゃあ、僕の本も買ってもらえないですねw

疲れるな!憑かれろ!
ウェブをちゃんとやろうとしたら知的体力が必要です。企業サイトをつくろうしたら
企 業経営やマーケティングのことを語れて、そのデザインについても考えられないといけないですし、
ブランディングってどういうものか理解してる必要があるで しょう。
UCDなんてやろうとしたら人間工学や認知科学について知らなきゃいけないし、
そもそも人間っていうものを生物として、社会的存在として、経済的 存在としてわかってないと
いけない。また、デザインする上ではデザインの歴史についてもわかってなきゃ、
薄っぺらなデザインしかできません。情報というも のについても、上っ面ではなく、
DNA-RNA的遺伝情報って?とかアフォーダンス的なところからとか、
テキスト情報と視覚情報ってそもそも同じように情 報として扱ってればいいんだっけ?とか、
根本的に見つめなおす必要があります。数学や科学の視点も必要だよね。
そんなわけでウェブをやろうとしたら結構、いろんなことを知り、いろんなことを考えられる
知的体力が必要です。
本を何冊か読んで疲れてるようじゃダメ。憑かれたように次々にいろんな本に
興味を惹かれるようじゃないと。

もちろん、本だけじゃなくて、実際に旅行に出かけたり、セミナーや展覧会に出かけたりして
自分の目で耳でいろんなものを体験する行動力も必要です。
とにかく疲れてる場合じゃない。もっともっと憑かれなさいって。

小難しいですが、そのと通りだなと思う。
棚橋さんの新しい本です。ペルソナ本。

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